職場にもいます。
真面目で一所懸命仕事に取り組む人。
こういう人に限って、偉そうだ。
「私はこんなに真剣にこの仕事に取り組みました。
だから、これで間違いありません。」
みたいな。
だけど、そんなものはその人にとっての完成品であって、
他人である私から見れば、全然足りなかったり、方向が違っていたり、
気を利かせて先までやったつもりが、有り難迷惑だったり。
だけど、こういう人は始末が悪い。
「こんなに一所懸命にやったことが受け入れられないのは、
受け入れられないあなたが悪いんだ。」
と平気で言う。言わずともそう思っている。
仕事でも、日常の些細なことでもたいていは相手がいる。
相手の意向を無視した一所懸命はただただ迷惑。
押し売りに過ぎない。
だけど、こういう人は言ってもわからない。
挙げ句の果てに
「自己満足でやっているんだから、気に入らなかったら無視していいよ。」
と開き直る。
良識ある人間ならば、そう言われて、ハイそうですかと無視はできません。
後始末がかえって面倒です。
最悪、自分ですべてやり直さなくてはならない。
押しつけ、自己満足な一所懸命は止めてもらいたい。
相手の求めるところを見極め、ぴたりと標準を合わせて欲しい。
そして、その場の雰囲気を読んで、少し足りないとか、
少し先、口では言えなかったけどここまでやってもらえると
感謝っていうポイントを見極めて欲しいよ。
真面目にやったってちっとも偉くないんだよ。
Close↑