前向きに、ポジティブにと自分を常に奮い立たせるのも疲れます。
もともと、このあとのこと、いろいろな展開を想像し、想定問答し、
でもどうも無理そう、やめておこう…
っていうのが私。
とかくマイナスのスパイラルに陥りそうな気分を、思いを、断ち切るように、
どうにかなるさ、これだけ考えたんだし…、命取られる訳じゃないし…、
ってプラスに考えるけど、疲れます。
実際はどうにもならないでしょう。
狭い分野で、なおかつへなちょことはいえ生物学関連の研究に携わっている私。
個人の名札を付け替えようが、法的書類を書き換えようが、どう足掻こうと、
生物学的に、遺伝的に、「雄」なのは間違いのない、変えようのない事実です。
確かに自分で自分の染色体を見たわけではありませんが、
検査結果を得て、様々な肉眼的特徴を冷静に観察すれば、
明らかに雄な私がいます。
この状況を打開する方策はないのです。
もうずいぶん昔に読んだハインラインの「悪徳なんかこわくない」を
思い出しました。
脳移植の話。
老男性の脳を事故死した若い女性に移植するお話。
そして、からだに残る女性の意識と対話しながら、
男性もその状況に浸り、馴染んでいく話です。
究極のTS。
私にとっては、わくわくするお話でした。
でも、そんなことは少なくとも私の生あるうちには
かなわぬ夢ですね。
そんななかで、私の行為にどれほどの意味があるのでしょう。
周囲と摩擦を生み、暴れまくっても、大泣きしても
本質は何も変わりません。
変えようがありません。
この無力感をどう乗り越えていけばよいのか、
それとも受け入れて、諦念に身を沈めていくことが最善なのでしょうか。

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もともと、このあとのこと、いろいろな展開を想像し、想定問答し、
でもどうも無理そう、やめておこう…
っていうのが私。
とかくマイナスのスパイラルに陥りそうな気分を、思いを、断ち切るように、
どうにかなるさ、これだけ考えたんだし…、命取られる訳じゃないし…、
ってプラスに考えるけど、疲れます。
実際はどうにもならないでしょう。
狭い分野で、なおかつへなちょことはいえ生物学関連の研究に携わっている私。
個人の名札を付け替えようが、法的書類を書き換えようが、どう足掻こうと、
生物学的に、遺伝的に、「雄」なのは間違いのない、変えようのない事実です。
確かに自分で自分の染色体を見たわけではありませんが、
検査結果を得て、様々な肉眼的特徴を冷静に観察すれば、
明らかに雄な私がいます。
この状況を打開する方策はないのです。
もうずいぶん昔に読んだハインラインの「悪徳なんかこわくない」を
思い出しました。
脳移植の話。
老男性の脳を事故死した若い女性に移植するお話。
そして、からだに残る女性の意識と対話しながら、
男性もその状況に浸り、馴染んでいく話です。
究極のTS。
私にとっては、わくわくするお話でした。
でも、そんなことは少なくとも私の生あるうちには
かなわぬ夢ですね。
そんななかで、私の行為にどれほどの意味があるのでしょう。
周囲と摩擦を生み、暴れまくっても、大泣きしても
本質は何も変わりません。
変えようがありません。
この無力感をどう乗り越えていけばよいのか、
それとも受け入れて、諦念に身を沈めていくことが最善なのでしょうか。


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