と言うことで、
残雪の多い斜面で時に道を探しながら、
軽快に登りました

ここで迷ってはまずいよね、
なんて思いながらね。
これはホント小石程度、
こんなものにつまずかなくて当たり前だね。
ピークをいくつか越え、下山をはじめます。
沢沿いの道、雪がべったりでルートがとても分かりづらい。
これはやばいぞ!
と思ったところで、
運良く雪の上に頭を出している道標を見つけ、
ラッキー!!
って。
これはちょっとした段差かな。
さらに下れば、もう少しで車に戻れると言うところで渡渉です。

向こう岸の登山道にまっすぐ行こうと思うと
腰くらいまで濡れることを覚悟しなくちゃですし、
足を取られ、転びそうです。
しばらく上流に藪を漕ぎ、歩き、
ようやく渡れそうなところを見つけ、ジャブジャブと。
すねくらいまで濡らし、クリアです、やれやれ。
これは小川を渡ったと言うものでしょう。
無事に山登りが終わったという安堵感と幾ばくかの達成感を得、
車に戻り、着替えをして、軽くメイクもして、乗り出したわけですが、
いくらも行かないうちに、
「冷却水の水位低下、停車し、エンジンを停止してください」
ってエラーメッセージが…。
停車し、ボンネットを開け
(実ははじめて開けることになり開け方が分からなかった…)
冷却水を確認するとカラカラ…。
そういえば夕べ、ダートでだいぶ底をこすったなぁって。
あのときにラジエーターに亀裂でも入ったのでしょう。
とりあえずは沢の水を汲み、入れてみます。
何とかごまかせそう。
その後、ダートを20km、ごまかしごまかし行き、
さらに舗装路を10kmほど、
はじめてのコンビニでお水をもらい、車に飲ませ、
さらに30km、デューラーに持ち込み、
応急処置をしてもらいました。
「ただし、高速走行はとてもリスクが高い。
最悪エンジンがダメになります。一般道で帰ってください」
とのこと。
ひぇー!!です。
そこから自宅まで350kmほど。
いったい何時間かかるんだ…!?
時速50kmで7時間、
でも一般道はそんな平均速度では走れません。
と言え、車をおいて新幹線で帰り、また取りに来るのもたいへん。
帰りました。
トコトコと、高速道路がまだない時代を思い、
トラックの運転手を思い、
飽きもせず、雨だし、ほとんど夜だし、だけど前へ進みます。
結局8時間、その前デューラーまでの2時間を合わせ、
昨日は10時間運転をしていました。
歩いた時間は6時間。
まさしくとんでもない落とし穴でした。
そこを這い上がった達成感はかなりのものです。
それにしても、ラジエーターは交換です。
とってもお財布に厳しそう…
まだ、落とし穴を脱出しきっていないのかな。
にほんブログ村
Close↑