澄んだ青空、爽やかな風吹く高原の上に浮かぶこの雲、

　　　

何に見えますか？


…


私は、この雲が上空に向かって三段に広がっているのが気に入りました。

上向きというか、前向きというか、
そんなところがいいなぁって思ったのです。

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さてさて、
雲は数え切れないほどの細かい塵と大量の水からできてます。
その雲をどう見ようと、何に見えようとそれは私の勝手。

鯨に見えようがソフトクリームに見えようが関係ないのです。
そして、雲自身が鯨になろうとか思っても無様なだけです。

でもでも、見る人に夢を与えることができればそれはそれでいいよね。
もちろん、雲自身はそんなことおかまいなしだけど。


そして私。
数え切れないほどのＸＹと大量の水からできてる。
まぁ、雲みたいなものだね。
どうあがいたところで、決してＸＸにはなれないし、ならない。

わかっていそうで意外にわかってないかも知れないこの事実。
でもそれをきちんと認識して、
それからＸＸらしく見せられるようになるんじゃないかな。

ＸＹなのに、ＸＸだと言い張ってもそれは違うよね。
勘違いしてないかな。

だから、私はＸＸになろうとは思わない。
不可能なことを思い悩むほど無駄なことはないと言うのが私の割り切り。

なれないという事実を冷静に受け止めてこそ、
ＸＹをＸＸにみせる方法もわかろうというものでしょう。

そう、ＸＸになれなくてもそう見せたいという気持ちはあります。
でもね、絶対にそうでなくちゃ、そう見えなくちゃダメとは思いません。
どっちだっていいことじゃないかな。
相手がそう見てくれて、そう扱ってくれればそれでいいし、
「違うよね？」って聞かれれば、「はい」って答えちゃいます。

「ＸＸに見てもらいたいＸＹだよ」って。
何でそれでいけないの？

っていうか、
そういう人を受け入れる社会であって欲しいし、
微力ながら、
私という存在を通じて、そういう社会に近づいて欲しい
って考えます。

それは、同時に様々なバリエーションを許容できる社会だから。
そのためには、私は見かけＸＸになりきってはいけないかなって。
負け惜しみかな…。



　　　

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