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って、なんかすごい名前。

ただのハンドクリームです。

  110122ハンドクリーム80

コーセーの製品で、

「肌と心に ブルガリア生まれのダマスクローズの恵み」

なんて謳ってあります。

確かにバラの香りなのかも知れませんが、
手につけると、なんだかあまりよい香りとは言えません。

どうも私の好きな香りではないようです。

無香料のシンプルなのにすればよかった。

でも、もったいないからしっかり最後まで使いますよ!

   
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1950年代のとある地方都市。

私がまだ10代の少しエキセントリックで尖った少女のころ。
内気で、それでいて美しい同級生と恋に落ちていました。

その夜も二人で過ごしていました。

  IMG_9193.jpg

お互い難しい、不安定な年頃のせいでしょうか、
何かしっくりこないで、
すねたり、ひどい言葉を浴びせたり、
甘いキスを繰り返したり、
恋が壊れていく、終わりの始まり?
それとも、そういう形の愛し方?
というような熟成された、
または客観的に見れば甘い夜でした。

二人のどういう言葉が、
どういう行動がきっかけとなったか
今では定かではありませんが、

いいえ、もしかしたら私のせいだったから
思い出さない、忘れたことにしているだけかも知れません。

二人はその夜、喧嘩をし別れました。

その夜、あの事件さえおこらなければ、
翌日は何事もなかったように
また同じことを繰り返していたに違いありません。

でも、事件がおこり、
私たちは二度と会うことがかないませんでした。
喧嘩別れをしたまま、謝ることもできずに…。

あのとき、もう少し長くあの場に睦まじく留まっていれば
何事もなかったはずです。

私は何故、彼女を引き留められなかったんだろう。
もっと優しい言葉をかければよかった。
もっと上手にキスをすればよかった。
手を放さなければよかった。



老齢に差しかかり、私は未だにあの日のことを悔やんでいます。
あの日の記憶は、ほかのことを忘れていく私の中で、
いつまでも鮮明にリフレインされます。

何故、もう少し…。

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咲姫

Author:咲姫
休みのたびに山歩きしています。深い森に住むニンフになれるかな。森から森へすべるように歩き回れるそんなニンフがいいな。黒紫が似合い、美しく、森へ入り込んだ人を惑わすようなそんなニンフになりたいって思います。


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