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「女装と男装」の文化史

             佐伯順子著 2009.10講談社刊

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著者は、「はじめに」の結びで、

「日常生活ではあまり疑うこともない”性別”について、生物学的性(sex)、社会的、文化的性(gender)、性的指向(sexual orientation)、性自認(gender identity)という四つの軸から振り返ってみると、われわれがあたりまえと思っている”性別”が本当にあたりまえなのがどうかを問い直すことができるだろう。”女らしさ””男らしさ”という枠組みが様々な形で変貌している今、この問いは現代社会の人間のありかたを考える上で、実に切実なものである。「女」であること、「男」であることとは、いったいどういうことなのか。本書の最終的な目的は、異性装というテーマから、広く人間の生のあり方を問うことにある。」

と述べています。

わたしの読みが浅いのか、
残念ながらこの著者自身が立てた課題に
答えきれているとは思えません。
様々な事例を文学や演劇などにより呈示し、
それぞれについての考察は読むべきところがありますが、
結果として、その集合体のような印象受けます。

この課題の解決は、読み終えた読者、わたしの側に
託されているのかも知れません。

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咲姫

Author:咲姫
休みのたびに山歩きしています。深い森に住むニンフになれるかな。森から森へすべるように歩き回れるそんなニンフがいいな。黒紫が似合い、美しく、森へ入り込んだ人を惑わすようなそんなニンフになりたいって思います。


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