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ある夜、パーティに出ました。
いろいろとお世話になった方の主催で、
これからもきっとご迷惑をかけるだろうから、
顔を出しておいて方がいいかなって。
乗り気ではありませんでしたが、仕方ありません。
浮き世の義理っていうやつですね。

その場で話しかけられた男性。
お顔を拝見した覚えはあるのですが、
名前が思い出せません。
あるいは同様の席で、見知っていただけなのかも知れません。

でも、あちらはわたしをよく知っているようで
親しげに話しかけてきます。

でもでも、あれ!?

わたしの名前、間違ってます、ぜんぜん違ってます。
その名前がお話し途中で何度も出てきます。

訂正すればよいのですが、
わたしもその方のお名前、まったく思い出せなくて、後ろめたくて、
その機会を逃してしまいました。

よくわからないけど、話を合わすわたし。

ふと気がつきました。

その方、わたしのことはちゃんと知っていて、
わざと違う名前で呼びかけてるんだって。

わたしが当惑する様子を楽しんでいるんだって。

口元のわずかな歪みと皮肉なほとんどわからないくらいの笑いで気がつきました。

なんでこんな目に遭わなくちゃならないの!?

いたたまれなくなって、会場を飛び出しちゃいました。

屈辱感に涙があふれてきて、遠いにもかかわらず家の方に向かい、
闇雲に歩き出していました。

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08/24|コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
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咲姫

Author:咲姫
休みのたびに山歩きしています。深い森に住むニンフになれるかな。森から森へすべるように歩き回れるそんなニンフがいいな。黒紫が似合い、美しく、森へ入り込んだ人を惑わすようなそんなニンフになりたいって思います。


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