ずっと昔にも読んだことがあるけど、
どうも訳が違うし、挿絵も変わったみたい。



お話しはご存じのとおり。

今回読んで、マークしたのはこの言葉。

「あたし－－－あたし、女の子なの」

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でもね、後に続くんだよね…


アリスはそういったものの、今日一日のめまぐるしい変わりようを思い出すと、自分でもあやふやだ。


って。
アリスでもそうなんだ。
それなら、わたしがときどき迷っちゃうのも仕方ないね。
基本、女の子（と言うには無理があるかな、女性、それともやはり山姥）と
思ってるけど、ときどき、

あれっ！？どっちだっけ？？？

って。

だから、アリスがわずかに躊躇しながら、
でも、
「あたし－－－あたし、女の子なの」
って言ったシーンは感じたものがあるな。

なんてね、ワインに酔った頭にはこのくらいが限界みたい。

また明日。


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今日も富士山が見えました。

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今日のお山は降ったばかりの雪のせい、
テカテカドロドロでした。

日陰は雪が凍り付いていて、
ひどいところはテカテカに凍り付いていました。
油断をすると、思いきりお尻を地球に打ち付けそう…。

アイゼンを持ってくればよかったと少しだけ後悔。

日なたは、その雪が溶けて、ドロドロ。
歩くと靴に泥がつきまくりで、
だんだん重くなってくるくらいです。
そう言うところもすべりやすいんですよね。
ここで転ぶと、電車に乗せてもらえなくなるよねって。

別の意味でアイゼンがあっても良いかなって。

そうそう、スカイツリーが見えました。
たぶん。
わたし、何を隠そう意識してスカイツリーを見たのは、
本当に今日がはじめてです。

とっても高いって聞いてましたが、
ちょうど地面に逆さに爪楊枝を立てたように見えました。
あれなら、わたしでも踏みつぶせそうです。

さて、どうしましょう！？


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美容室とお買いもの、行ってきました。

今日はこんな感じ。



とっても長いパンツに、ライダー風のショートジャケット。
下は淡いピンクのブラウスに黒のカーデです。

美容室後で、お髪が天パのわたしにしてはあり得ないくらい伸びてるし、
すそはくるくるになってます。

自分でもこのくらい伸ばすブローができればなぁ。

「山登りのとき、前髪が邪魔だから切ってください」

って、お願いしました。

「えっ！？山登りするんですか？いつから？今、流行ってるからね」

「いえいえ、ずっと昔からなんですよ」

「見えない…
　でも、今はシーズンオフですよね？」

「そんなことないですよ。冬だってどんどん行きますよ」

って。
美容室に行くときのお洋服は、
ぜんぜんアウトドア系じゃないですから想像できないみたいでした。

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美容室のあと、お約束どおりお買いもの行きました。
欲しいものリストをにぎりしめて。

でもね、キャリーケースは必須だから、
いくつかお店をのぞいて、さんざん悩んでベージュのをゲット。
なんかね、それで満足して、
ほかのものは今日どうしても必要な訳じゃないし…って、
がまんしておとなしく帰ってきました。

うーん、大人。

あっ、本だけは買ってきましたr(^^)


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夕べは久しぶりの飲み会でした。
車通勤がほとんどの鄙の地ゆえ、
仕事帰りにふらっと赤提灯というふうにはならないんですよね。
飲み会のときは、あらかじめ、何日か前に打合せをして、
当日の足の確保など考えてしないと…。

と言う訳で、焼き鳥でした。
焼き鳥三昧。
ビールをいただきながら、はじめから最後まで焼き鳥でした。
飲み会というよりは、焼き鳥会かな。

おかげさまで体重を増やしてしまいました。
今日はダイエットデイです。

まぁ、いいか。
昨日たくさん食べましたから…。

で、今日は…

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まずは美容室です。
カラーリングと前髪カットかな。

この前行ったときに前髪を伸ばしてみようかなって
カットしなかったら、お山のときに邪魔。
やっぱりカットします。

だいいち、その方が額が隠れて、若く見えますから…。

美容室のあとはお買い物に行きましょう。

欲しいものがいっぱい。

本に洗顔クリームにグロス、ファンデも欲しいし、
出張のためキャリーケースが絶対欲しいし、
ワインも…。

　　

さてさて…ほとんどは見るだけかな。
キャリーケースだけは本気で見てこないと…。


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ユニクロに行きますか？
ユニクロのお洋服、持ってますか？

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わたしもたまには行きます。
そう…年に５回くらいは行くかしら。
そして、何枚かのお洋服はお世話になっています、ユニクロさんに。

毎週末入ってくる新聞の折り込み広告、
あれを見ると、さすがにそそられます。

何と言っても安い。
デザインも広告上ではそんなに悪くはないし。

でもね、わたしの住む田舎町の界隈にも数店あって、
全国に同じようにいっぱいあって、
そこに同じお洋服がいっぱいおいてあって、
みんなが買っていき、着るのかと思うと、
とたんにへなへなって萎えちゃいます。

「他の人と同じ服を着て、そのことに何の疑問も抱かない」人、
現状を肯定し、向上、変えていこうという意欲が感じられません。

「肯定」の仕方が、理想的な状態だからこれで十分満足って言う感じではなく、
素敵なもの、美しいもの、新しいものでなくても、
今を何となく過ごせればいいかなっていう感じの消極的な肯定に思えます。
そういうのって苦手です。

そんなこと思って、ユニクロはけっこう苦手エリアなのですが、
でもね、お仕事できるようなものはお手頃でいいかなって。
それで、たまには行くのです。

そして先日ゲットしたのがこのシャツ。



春っぽくて悪くはないでしょう。

あとはカブラナイことを祈るばかりです。
まっ、作業服だからいいけど…。


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右上腕にチクッと刺さり、
スッスッスッと入っていきました。
さっと抜けて終わり。

血圧は、１３８－７４。
ちょっと高め。

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池塘に浮いた浮島のごときわたし。
風に吹かれ、ふらふらするも、
結局たいして大きくもない池塘からは出られない。
せめて、周りがこのくらい美しければ…。


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という、騙し絵理論に酔っているわたし。
これもまた嘘っぱちの姿か…。



という、騙し絵理論に酔っているわたし。
これもまた嘘っぱちの姿か…。

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という、騙し絵理論に酔っているわたし。
これもまた嘘っぱちの姿か…。


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わたしって騙し絵みたい。
それも、手が込んでいて、
マトリョーシカのように入れ子になっている騙し絵。

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一つ額を取り除き一回り小さくしてみても、
被っているシートをそっと剥がしてみても、
中から出てくるのは、一見まともそうで実は騙し絵。
実態なんてなくて、騙し絵が層をなし、
虚と嘘を油に溶かし込んで塗り固めたような絵。
それがわたしのように感じる。

わたしって何?
自分でもわからない。

わたしらしく、なんて言うけど、何だか分からないものに
らしくも何もないよね。

変な言い方だけど、もっと不器用ならよかったかも。
自分の思うとおりにしか進めず、
あちらにぶつかり、こちらで衝突し、叩きのめしたり、叩きのめされたり。
その方が自分というものが明確になるよね。

器用であったが故に、親の求める姿、教師の求める姿、
周囲の求める姿に対応できてしまい、
それによってことさら大きなストレスを受けることもなく過ごしてしまった。

わたしは実態のない靄のようなもの。
実態がないからぶつからないし、叩かれることもない。
叩こうと思っても拳は空を切るばかり。

すでに教師がいるわけでもなく、親もいなくなったから、
彼らにあわせて描いた騙し絵は剥ぎ取ってしまったけど、
まだまだ何重にもなっている。

だんだん剥ぎ取り、取られしていったとき、
わたしに残る実態があるのだろうか。

米粒のようマトリョーシカか、それともお香の煙のような僅かな靄か。

わたしって何なんだろう。

わたしってどうしたいんだろう。


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死をもって脅迫するのは簡単です。

いいえ、ナイフを振りかざして
あなたを傷つけようというのではありません。
刃先をわたし自身に向けて、あなたを脅すのです。

切り落としたい！



って。

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何日も何週間も何ヶ月も鬱々し、
そのあげく死をちらつかせながら自傷に及ぶ。
もちろんそのくらいのことはできると思ってますし、
それはある意味近道のように思えます。

でも、刃先をあなたに向けようが、わたしに向けようが
脅迫していることにはかわりはないでしょう。

それは、暴力的でとても卑怯なやり方のように
わたしには思えます。

だから、毎日屈託なく、のほほんと明るく、
あなたの分まで明るく振る舞い、
いつかわかってくれる日の来るのを待っています。

でもね、限界かなって思うこともありますよ。

ナイフを持とうかと。

いいえ、その前に気分のまま鬱々しましょうか、
暗く、壁を向き、無気力に…なりましょうか。

あなたとわたしはともに生きてきた時間は長くとも
別の人間、別の人格、価値観も神も違います。
あなたの神をわたしに押しつけないで欲しい。
わたしは神なんて信じないし、
願っていることをかなえようとする行動を止められる理由はありません。

わたしは耐えることに喜びを見出すことはできません。
行動したいのです。
待つの苦手です。
後悔するのなら、行動して、失敗して、後悔する方がよいです。

今まで、何もせずに後味の悪い何度後悔したことか。

攻勢に転じて無理矢理勝ち取る方がよいのでしょうか。

それをするときっと、あなたが壊れる。


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わたしがその杉にはじめて会ったのは
おそらく杉もわたしもまだすごく若かったころでしょう。

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その杉に会ったというよりも、その森を通りかかり、
道際に立つその杉の前もおそらく通っただろうと思う程度です。
その頃、その杉はまだ周りの杉たちと変わらない若木でした。

それからどのくらいが経ったでしょうか。

その森は造営のため伐採されました。
その杉は、ほかの杉よりも少しだけ伸びがよかったことと、
急斜面の中の平にあり、
山仕事の人たち、また旅人たちの憩いの場として欠かせなかったことから、
残されたのです。

周りでは、また杉が植えられ、大きくなり、伐られ、
また植えられ、大きくなり、伐られ、
そんなことが何回となく繰り返されているうちに、
その杉は、一番杉と呼ばれるようになりました。

　　

齢を重ね、周りの杉たちの何倍も生き、
太く、高く成長しました。

わたしはときに訪れ、世間話をし、成長を讃え、
お互いまだ生きていることを喜んだりしておりました。

昨日も何年ぶりでしょうか、
久しぶりに訪ねてみると、変わらず立っていました。
そのときも一番杉の立つ広場にで旅人が休み、
まだ続く長い登り坂に備えていました。
何人の旅人を見送ったことでしょう。


元気？
わたしは元気だよ。

変わらないねぇ。
いいや、だいぶ年老いた感じがするよ。

次ぎも会えるかなぁ。
たぶんね。
でもどうかな…。


とか、しばしの交歓。

抱きしめてあげて、別れてきました。
いつまで、一番杉の温もりを味わえるでしょうか…。


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