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ジャン-ポール・ゲラン著 田中樹里訳 04.02.25フレグランスジャーナル社刊

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ゲラン社の4代目で調香師のジャン-ポール・ゲランの自叙伝。
それに香りを求めての旅の紀行でしょうか。
あわせて、香りの世界への旅と言えます。

素敵な挿絵と美しい写真が豊富に使われていて、
ぼんやりとページをめくってみても楽しく、
素敵な香りの漂う世界へ入っていけます。

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香水好きの私はゲラン社の香水にはかなり思い入れを持ち、
ミツコやサムサラには強い憧れを持っていました。
でも、つけきれない、香りに負けてしまう自分に気づいていました。

そんな中しばらく愛用していたのは、
「夜間飛行 VOL DE NUIT」

「シャンゼリゼ  CHAMPS-ELYSEES」
かな。

最近はディオールのばかりになっていましたが、
歳を重ね、再びゲランもいいかなって、
この本を読んで思いました。

そんな中から、

「香水づくりは、わたしに強烈な官能の悦びを与えてくれた。匂いを嗅ぐ楽しさに我を失ってしまうことさえあった。そういう時にこそ、香水は形を成してくるのである。刺激があって初めて、イメージはふくらんでゆくのだ。」

そう香りは至福のひとときを与えてくれることもあり、
考えられないほどの嫌悪感を生むこともあります。
どちらにしても、その刺激から様々なこと、
表のこと、深く隠されたことなどなど思いは広がってゆきます。

   
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休みのたびに山歩きしています。深い森に住むニンフになれるかな。森から森へすべるように歩き回れるそんなニンフがいいな。黒紫が似合い、美しく、森へ入り込んだ人を惑わすようなそんなニンフになりたいって思います。


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