一日を大好きな人とともに過ごすのはとてもどきどき楽しいですね。
思いが通じ合って、
何をするのもぴったりと合ってしまうような仲であれば最高でしょうが、
まだそこまで行かない、でも片思いでもない、
なんだかどうすればいいのかお互いに分からず、
思いを伝え合ったり、触れ合うのもちぐはぐで、
もどかしさを感じる恋のはじめ、その雰囲気もとてもいいです。
好きだし、大切なときって思えます。
大好きな人、待ち合わせをして、ドライブして、
お茶を飲んで、お買い物をして、お食事して、…。
別にお友だちとでも会社の同僚とでもするようなこと、
その同じことがとても新鮮で愛おしいときです。
今日はどんなお洋服で来るかなぁ、遅れてきたりしないかなぁ、
私好かれる格好しているかなぁって、
待ち合わせ場所で待つとき、
もしかしたら一番わくわくどきどきの瞬間ですね。
それなのに合えば冷たいんだ、私。
笑顔を見せるわけでもないし、ろくすっぽあいさつもしない。
そっけなく、そう会社でするよりもそっけなく「おはよう」とか言って…。
二人肩を並べて歩くとき、ひじが触れたり、指が触れたり、
心臓がパクパクしちゃう。
でも、素知らぬふり。もっと触れたい、つかまえてみたいとか思うけど、
知らん顔。
だって、どうしたらいいか分からないから。
振り払われちゃったら居場所がなくなっちゃうじゃない。
だから、また偶然にそっと触れるのを待つの。
なんだかねぇ…。
一日の過ぎるのは早いもの。
瞬く間に楽しいときは終わりを迎え、お別れのときが近づきます。
でも、どうしたらいいかわからない。
このまま帰るのはいや。
だけど、だからってどうすればいいの?
思い切って、あの人の手に触れてみる。
あの人も触れてくれる。もうだめ。
一日のこらえていた思いが溢れ出す。
わずかな別れのときに凝縮されて…。
好き…
スポンサーサイト