
これって、コメツガの枝の先です。
白い氷・雪に包まれてわずかに見える緑は葉、針葉です。
外は-10℃の世界。
雪をセーターのようにまとい、温々とは言えないにしても、
0℃を保っているとしたら、本当にセーターのようですよね。
真っ白で毛糸の先みたいに氷の針がツンツンしている。
守られて凍り付いちゃわないようにしてるんだなって。
だからこそ、真冬でも緑にしてられるんですね。
このツンツンがかわいいなって思って、
しばらく眺め、いっぱい写真を撮っちゃいました。
でもね、写真では、そのとき感じたわたしの暖かな思いは表現できませんね。
ちょっと残念だけど、
寒風に吹かれ、鼻水を垂らしながらも、見入ってしまうのは、
そのときそこにいて、コメツガと一緒に凍り付く寒さを感じたからでしょう。
こんなものをゆっくり時間を眺めて観察し、
いろいろ思いは巡らせられるのは一人ならではのこと、
単独行の特権ですね。
かわいいセーターね。
外はめちゃ寒いけど、セーター着てるから寒くないよね。
もこもこしていて本当に暖かそう。
もうすぐ春が来るはず、もう少しのがまんだね。
とかとかいっぱいお話しできました。
いいなぁ。
ほかの人も人間同士ばかりでなくて、
木や石や雪なんかともっとたくさんお話しすればいいのに。
そうすれば、開発するとか保護するとかじゃなくて、
対等で大切なものって思えるんじゃないかな。

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